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5月3日スパコミ(1日目)簡易インフォです。
【東6ホール め29a 月小箱】
本人直参してます。買い物を友人にお願いしたので(本当にありがと!>私信)ほぼ、スペースに本人いると思います。たぶん。いなければ、我慢できずにふらふらと狩りに行ったのだと思ってください。すみません。
西武プチオンリーに参加させていただいております。シールラリーにも参加させていただいております。
詳しくは西武プチ様のサイトをご覧下さい。
【新刊】
「Clover」
西武新宿×東西
A5 28P 300円
ほのぼの話2本入り
※他、既刊はすべて持って行きます。「くりすます・きゃろる(NT)」が在庫極少です。ぶっちゃけ一桁です。念のためご注意下さい。
※※サンプル等、詳しくはサイトのオフラインページをご覧下さい。
【寄稿】
◆西武アンソロ様に池Y小説で参加させていただきました。
◆サークル「鉄籠」様の西武本に池袋とメトロ有楽町の小説でゲストさせていただきました。
他、何か追記事項ありましたらしにきます……って、もう日付変わってるから明日ですね本番!(ひぃ!)
ひとりでスペースでのほほんぼけっとしていると思いますので、気軽に話しかけて下さい。挙動不審ですが、嬉しくって舞い上がっているだけなので怖くはないです、よ?
当日、お会いします皆様、よろしくお願い致します。いつもの通り、いつもの変なのが行きます(…)本気でお会い出来るのが楽しみです!すっごい久しぶり!楽しみです!
当日は、朝からパンフにくびったけになる予定です☆ネットだけじゃ、全然チェックできないよー!と思いつつ、昔はネットもなかったから、全部当日だけのチェックだったんだよね。そう思えば甘えているなぁと。
久々に熱が入ってます。楽しみ楽しみ!
ではでは!当日にお会いしましょう!楽しみましょうね!!
スパコミの新刊「Clover」(西新T)がリブレット様にて予約販売が開始いたしました。
詳細はこちらから→http://shop.melonbooks.co.jp/shop/LIVRET/sp_222001027663_tukikobako_clover.php
ほのラブですほのラブ(紹介文より・笑)
スパコミに来られない方など、他の皆様の素敵御本のついでにでもご利用いただけると嬉しいです。
特設ページまで作っていただいてホント、リブ様にはいつも頭が上がりません。ありがとうございます。
どうぞよろしくお願い致します。
私の私生活的にはぐだぐだでええもうぐだぐだです。鬱愚痴になるんでここまで!
それではスパコミ当日にお会い出来ることも楽しみにしております!
ようやく!ようやく!!ネット復活しましたやっほい!
いろんな人々に迷惑をかけ続けて早一ヶ月以上……ようやくネット復活です!
原因がこう、情けないことにね……私的に思いがけないところで……ええっと、あれです。モデムが原因だったらしい、です。
一昨日にぷろばいだに連絡して、まずはってことで新しいモデムに交換してもらって、必死でセットしたら、あら不思議。繋がった(…)
外でぷらっぷらしている線は、まったく関係なかった、と。まぁそういうことで。はい。
某電話会社には完全に濡れ衣を……いやでも反省しないだって対応も態度も悪かったもん(こら)
ま、まぁ何はともあれ復活です!
よかった……ホントよかった……ネットないとしんじゃうわたし……
なるべく早めにスペースNoとか新刊情報も上げたいと思います!
すみません今日はサイト巡っていたら日が暮れていてこんな時間とか……。
いや、うん……すみません……。
あ、新刊は西新Tです!入稿しました!(事後報告)
あぁ、あとリブさんにお願いしていた『宵熱(池Y)』は完売していたようです。今後、『宵熱』はイベントもしくは自家通販のみの取扱いとなります。
自家通販ですが4月23日(土)いっぱいで一時休止いたします。よろしくお願いします。
でもしらみねさんちはまったく関係なくネットがまだ繋がりません!
そんなわけでまたも携帯からですよ!クッションなくIAですよ!IAですよ!私しか楽しくないIAです!
今回はタイトルをつけてみました!そのまんまですが、タイトルないとないでなんだ?な話です。
【4月1日】
「なぁなぁ、みーたん」
「重い。うるさい。んだよ」
休憩時間。新聞を広げていた三田の横から、いつ来たのか、浅草が寄り掛かってきた。
遠慮なく体重をかけられ、三田は浅草を横目で睨みつける。
もちろん、そんなことでこの相手がどくわけはないが。
「なぁなぁ、みーたん」
「だから、なんだよっ」
怒鳴って今度はしっかりと浅草へ視線を移すと、彼はへらっと笑った。
「俺ね、実はね」
「んだよ」
「三田のこと、大っ嫌いなんだ」
さらりと。
浅草はいつもと変わらない笑顔で言った。
三田は僅かに目を細める。
浅草の、自分を見る瞳を見返し、小さく息を吐いた。
「……オレも、お前のことは大嫌いだよ」
浅草から目を逸らさずに言う。
一瞬の間のあと。
浅草がへらりと笑った。
「ねぇ、三田ぁ」
「んだよ」
「三田のこと、大嫌いだよ」
「わぁってる。オレも大嫌いだ」
くすくすと、浅草が楽しそうに笑う。
三田はその笑い声に顔を顰めて、新聞を音を立てて畳んだ。
「三田なんて大嫌い」
「おーおー。オレも大嫌い大嫌い」
楽しそうな浅草に付き合って答える。
何がそんなに楽しいのか、浅草がさらに笑い声をあげた。
いや、わかっている。
今日だからだ。
三田も浅草も、互いにわかっている。
わかっていて、どちらも互いを「大嫌い」だと繰り返し続けた。
今日しか言えない言葉を。
クッションなく山ジュニですよ!注意ですよ!山ジュニですよ!!
「なぁなぁ、すっげぇキレイなんだぜ!」
「…………こっちからは見えませんね」
怖いくらいに綺麗な夕日が見えたから、東海道にも見てほしくて急いでかけた電話の答えは激しく冷静なものだった。
まるで山の木々が燃えているように見えるくらい赤く、けれど惹かれてしまうほど綺麗な赤。
東海道にも見せたかったな、と山陽は聞こえた答えに少し肩を落とした。
同じ日本国内にいても、同じものが見れないのかと、寂しさを覚える。
「夕日も見えないですから……たぶん、ビルの影になっているんだと思いますけど……」
状況を説明してくれる言葉に、少なくとも東海道が夕日を見ようとしてくれているのだと知った。それだけで気持ちは浮上するのだから、山陽としては自分のことながら呆れる。
「そっかぁ……残念だな。すっごい綺麗だからジュニアにも見せたかったのに」
刻々と赤く燃えていた世界が、濃紺色に塗り替えられていく様を飽きることなく見つめながら、山陽は小さく苦笑を浮かべた。
ふと。電話口から微かに溜め息が聞こえる。
山陽が意識のすべてを電話の向こう側にいる東海道へ移したとき、柔らかな濃紺のヴェールが空と世界を覆った。
「ジュニア?」
「あ、もう日が落ちましたね」
山陽が東海道へ溜め息の理由を問うのと、彼の言葉は同時だった。
山陽は東海道の言葉を優先し、ひょいっと空を見る。
すでに空には夕日はなく夜の色が広がっていた。
「ジュニアんとこも、もう暗いんだ?」
山陽はふと思いつき、空を見上げたまま東海道へ問う。
「もちろんですよ。まぁ、ネオンがあるから、真っ暗ってわけじゃないですけど」
東海道の答えに、山陽は嬉しくなって笑みを浮かべた。
何キロも離れている。一緒に見たいと望んだものすら、見られない。けれど、確かに繋がっている。
すべてではない。それでも離れていても、共有出来る同じものがあるのだ。
たとえ、会えなくとも。
そのことが山陽には何だかとても嬉しかった。
「ねぇねぇ、ジュニア」
「なんですか?」
そっけなくも応えてくれる声に、さらに山陽の笑みが深まる。
「今度は一緒に見ようね、夕日」
一瞬の間のあと。
「……機会があれば……いいですよ」
小さくもちゃんとした承諾が聞こえ、山陽はとても幸せな笑顔を浮かべた。