神楽月のまったり日記。
取扱いジャンルやその他もろもろを萌えの赴くままにつらつらと。
ネタバレ考慮なし注意。
カレンダー
カテゴリー
フリーエリア
最新記事
(05/11)
(04/26)
(03/29)
(03/08)
(01/01)
最新トラックバック
プロフィール
ブログ内検索
カウンター
アクセス解析
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
4月になりましたね!新しい年度の始まりです。
でもしらみねさんちはまったく関係なくネットがまだ繋がりません!
そんなわけでまたも携帯からですよ!クッションなくIAですよ!IAですよ!私しか楽しくないIAです!
今回はタイトルをつけてみました!そのまんまですが、タイトルないとないでなんだ?な話です。
【4月1日】
「なぁなぁ、みーたん」
「重い。うるさい。んだよ」
休憩時間。新聞を広げていた三田の横から、いつ来たのか、浅草が寄り掛かってきた。
遠慮なく体重をかけられ、三田は浅草を横目で睨みつける。
もちろん、そんなことでこの相手がどくわけはないが。
「なぁなぁ、みーたん」
「だから、なんだよっ」
怒鳴って今度はしっかりと浅草へ視線を移すと、彼はへらっと笑った。
「俺ね、実はね」
「んだよ」
「三田のこと、大っ嫌いなんだ」
さらりと。
浅草はいつもと変わらない笑顔で言った。
三田は僅かに目を細める。
浅草の、自分を見る瞳を見返し、小さく息を吐いた。
「……オレも、お前のことは大嫌いだよ」
浅草から目を逸らさずに言う。
一瞬の間のあと。
浅草がへらりと笑った。
「ねぇ、三田ぁ」
「んだよ」
「三田のこと、大嫌いだよ」
「わぁってる。オレも大嫌いだ」
くすくすと、浅草が楽しそうに笑う。
三田はその笑い声に顔を顰めて、新聞を音を立てて畳んだ。
「三田なんて大嫌い」
「おーおー。オレも大嫌い大嫌い」
楽しそうな浅草に付き合って答える。
何がそんなに楽しいのか、浅草がさらに笑い声をあげた。
いや、わかっている。
今日だからだ。
三田も浅草も、互いにわかっている。
わかっていて、どちらも互いを「大嫌い」だと繰り返し続けた。
今日しか言えない言葉を。
でもしらみねさんちはまったく関係なくネットがまだ繋がりません!
そんなわけでまたも携帯からですよ!クッションなくIAですよ!IAですよ!私しか楽しくないIAです!
今回はタイトルをつけてみました!そのまんまですが、タイトルないとないでなんだ?な話です。
【4月1日】
「なぁなぁ、みーたん」
「重い。うるさい。んだよ」
休憩時間。新聞を広げていた三田の横から、いつ来たのか、浅草が寄り掛かってきた。
遠慮なく体重をかけられ、三田は浅草を横目で睨みつける。
もちろん、そんなことでこの相手がどくわけはないが。
「なぁなぁ、みーたん」
「だから、なんだよっ」
怒鳴って今度はしっかりと浅草へ視線を移すと、彼はへらっと笑った。
「俺ね、実はね」
「んだよ」
「三田のこと、大っ嫌いなんだ」
さらりと。
浅草はいつもと変わらない笑顔で言った。
三田は僅かに目を細める。
浅草の、自分を見る瞳を見返し、小さく息を吐いた。
「……オレも、お前のことは大嫌いだよ」
浅草から目を逸らさずに言う。
一瞬の間のあと。
浅草がへらりと笑った。
「ねぇ、三田ぁ」
「んだよ」
「三田のこと、大嫌いだよ」
「わぁってる。オレも大嫌いだ」
くすくすと、浅草が楽しそうに笑う。
三田はその笑い声に顔を顰めて、新聞を音を立てて畳んだ。
「三田なんて大嫌い」
「おーおー。オレも大嫌い大嫌い」
楽しそうな浅草に付き合って答える。
何がそんなに楽しいのか、浅草がさらに笑い声をあげた。
いや、わかっている。
今日だからだ。
三田も浅草も、互いにわかっている。
わかっていて、どちらも互いを「大嫌い」だと繰り返し続けた。
今日しか言えない言葉を。
PR
この記事にコメントする