神楽月のまったり日記。
取扱いジャンルやその他もろもろを萌えの赴くままにつらつらと。
ネタバレ考慮なし注意。
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突発でSSなんぞを。
南北と三田です。んでもって、NT前提。東西は名前だけだけどね!
南北と三田はコンビが好き。コンビがいい。
グッコミ用のフリーペーパーの元ネタだったりするんだけど、ペーパーにいれらんなかったから、ここでとかいう素晴らしきかなリサイクル。
つーわけで続きに!
本家様の新刊ネタバレ含むので要注意ですよ!
南北と三田です。んでもって、NT前提。東西は名前だけだけどね!
南北と三田はコンビが好き。コンビがいい。
グッコミ用のフリーペーパーの元ネタだったりするんだけど、ペーパーにいれらんなかったから、ここでとかいう素晴らしきかなリサイクル。
つーわけで続きに!
本家様の新刊ネタバレ含むので要注意ですよ!
「南北、火」
「また?」
差し出された手に、南北はポケットからライターを取り出すと三田の方向へとライターを滑らせた。
「あんがとよ」
テーブルの上を滑るライターを取り、三田が小さく礼を言う。
「自分で吸うんだからさ、そのくらい用意しろよな」
三田が煙草に火を点けるのを横目で睨みながら言う。答えよりも先に、貸したライターが返って来た。
同じくテーブルの上を滑ってきたライターをつかみ、三田を睨むと、彼は紫煙を吐き出したあとに、ちらっと南北を見る。
「ほれ」
「は?」
差し出されたくしゃくしゃの煙草の箱に、南北は訝しげに目を細める。
「やる」
「……いらない」
ぼそっと呟くと、三田が驚いたように南北を見た。
「なんだ。珍しい」
「貧乏な人からもらうほど、飢えてないよ」
「うっせ!」
「いたっ!」
がつんっと飛んでくる拳骨に、殴られた部分を手で押さえながら三田を睨む。
「それに、僕はもう吸わないの」
「は? なんだそれ」
南北は驚く三田をめんどくさそうに横目で見て、溜め息を吐いた。
「だから、煙草止めたんだって」
「へぇ。そりゃまたなんでよ。お前、結構吸ってたのにな」
理由言えよ、と三田が手を伸ばして頭をこずいてくる。鬱陶しい手を南北は溜め息とともに振り払った。
「…………が、煩いから」
「は? 聞こえねぇ」
本気で聞き返してくる三田に、再度、大きく溜め息を吐く。
「だから、東西が煩いんだって。キスするとき、苦いのが嫌って言われたの」
「はぁ?」
ぽかんっと三田が目を丸くした。
「三田。灰が落ちる」
睨みつけても、三田はまだぽかんっとしている。
「おい、こら。おっさん!」
空の灰皿を投げつけると、ようやく三田が我に返った。
「あ、そうか……東西、な……」
「手、出したら殺すよ?」
射殺す勢いで三田を睨むと、ようやく灰皿に煙草の灰を落としながら、三田が唇の端を持ち上げた。
「そんなに東西が大事なんか」
「当然」
きっぱり言い切ると、三田は小さく笑いながら紫煙を吐き出した。
====================================
ふたりはなんかこう、悪友?みたいな関係がいいなぁとか。喧嘩したり牽制しあってるんだけど、端からみたら「お前ら仲いいな」みたいな。で、全力で否定するふたりみたいな。それみて「やっぱり仲いいな」って言われる(笑)
南北は東西が好きすぎるんだ。東西が嫌がるから、煙草なんてすぐ止められるよ(笑)
東西に手出したら、南北は真面目に相手を廃線にまで追い込めるんじゃないかと思ってしまうんだ。
「また?」
差し出された手に、南北はポケットからライターを取り出すと三田の方向へとライターを滑らせた。
「あんがとよ」
テーブルの上を滑るライターを取り、三田が小さく礼を言う。
「自分で吸うんだからさ、そのくらい用意しろよな」
三田が煙草に火を点けるのを横目で睨みながら言う。答えよりも先に、貸したライターが返って来た。
同じくテーブルの上を滑ってきたライターをつかみ、三田を睨むと、彼は紫煙を吐き出したあとに、ちらっと南北を見る。
「ほれ」
「は?」
差し出されたくしゃくしゃの煙草の箱に、南北は訝しげに目を細める。
「やる」
「……いらない」
ぼそっと呟くと、三田が驚いたように南北を見た。
「なんだ。珍しい」
「貧乏な人からもらうほど、飢えてないよ」
「うっせ!」
「いたっ!」
がつんっと飛んでくる拳骨に、殴られた部分を手で押さえながら三田を睨む。
「それに、僕はもう吸わないの」
「は? なんだそれ」
南北は驚く三田をめんどくさそうに横目で見て、溜め息を吐いた。
「だから、煙草止めたんだって」
「へぇ。そりゃまたなんでよ。お前、結構吸ってたのにな」
理由言えよ、と三田が手を伸ばして頭をこずいてくる。鬱陶しい手を南北は溜め息とともに振り払った。
「…………が、煩いから」
「は? 聞こえねぇ」
本気で聞き返してくる三田に、再度、大きく溜め息を吐く。
「だから、東西が煩いんだって。キスするとき、苦いのが嫌って言われたの」
「はぁ?」
ぽかんっと三田が目を丸くした。
「三田。灰が落ちる」
睨みつけても、三田はまだぽかんっとしている。
「おい、こら。おっさん!」
空の灰皿を投げつけると、ようやく三田が我に返った。
「あ、そうか……東西、な……」
「手、出したら殺すよ?」
射殺す勢いで三田を睨むと、ようやく灰皿に煙草の灰を落としながら、三田が唇の端を持ち上げた。
「そんなに東西が大事なんか」
「当然」
きっぱり言い切ると、三田は小さく笑いながら紫煙を吐き出した。
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ふたりはなんかこう、悪友?みたいな関係がいいなぁとか。喧嘩したり牽制しあってるんだけど、端からみたら「お前ら仲いいな」みたいな。で、全力で否定するふたりみたいな。それみて「やっぱり仲いいな」って言われる(笑)
南北は東西が好きすぎるんだ。東西が嫌がるから、煙草なんてすぐ止められるよ(笑)
東西に手出したら、南北は真面目に相手を廃線にまで追い込めるんじゃないかと思ってしまうんだ。
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