神楽月のまったり日記。
取扱いジャンルやその他もろもろを萌えの赴くままにつらつらと。
ネタバレ考慮なし注意。
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ま、まだ落ち着いてませんが、用件を思い出したので。
通販ですが、鉄をお買い上げの方には、春コミでの無料配布ペーパーが問答無用でもれなく付きます。
どうぞ、もらってやってくださいませ。
F→YとNTの日常小話?です。
Rうぬさんとこの山陽BD!に触発されたので、以下にSS。
山陽ジュニアだよ!山陽ジュニアだよっ!!
Rうぬさんに「あれをみてこういう話思いついたんだけど、書いていい?」と許可は取りました。
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どうぞ、もらってやってくださいませ。
F→YとNTの日常小話?です。
Rうぬさんとこの山陽BD!に触発されたので、以下にSS。
山陽ジュニアだよ!山陽ジュニアだよっ!!
Rうぬさんに「あれをみてこういう話思いついたんだけど、書いていい?」と許可は取りました。
「やるよ」
山陽はきょとんとして、無造作に突き出されたものと、それを持つジュニアを交互に見比べた。
今の季節、まだ花を開かない花の枝。けれど、彼の差し出したものには淡いピンクの花が咲いていた。
「……だめだよ、ジュニア? 桜は折っちゃいけないって昔の人も言ってるぜ?」
「誰がそこらの枝を折ってくるかっ! そもそも、まだ咲いてねぇだろっ」
真顔で言ってみると、山陽の思った通りの反応をジュニアがした。
大人ぶっているようで、こういうところ単純で可愛いんだよなぁ、と山陽は心の中で思って、へらっと笑う。
当然、山陽だってジュニアがどこかにある桜の木から枝を折って来たなんて思っていない。花屋で売っているものだということはわかっていた。ただ、彼を反応が楽しくてからかいたくなるのだ。
「……何笑ってるんだよ」
「別になんでもないよ」
仏頂面で睨んでくるジュニアに笑顔で返すと、彼はさらに顔を顰めた。
「で、これはなに?」
さすがにこれ以上からかって機嫌を損ねるのは得策ではない、と山陽は話題をジュニアの持つ桜へと変える。
「だから、アンタにやる」
「うん。なんで?」
自分にくれるというのはわかった。わからないのは、その理由だ。
首を傾げて問うと、ばっとジュニアの顔が赤くなった。
「だ、だから……っ! アンタ、誕生日だったろ……っ!? 当日なにも出来なかったから……っ」
真っ赤になってしどろもどろと言われた言葉に、山陽は目を丸くしてジュニアを見た。
「いらねぇならいいっ」
やけくそ気味に叫ぶと同時に引かれようとした桜の枝を、ジュニアの腕をつかんで止めた。
「離せよっ」
「やだね」
きっと睨んでくるジュニアの言葉を短く遮る。
「俺に、くれるんじゃないの?」
「いらないんだろっ!?」
「馬鹿だね」
笑顔とともに山陽の言った言葉にジュニアが怒る前に、空いていた方の手を彼の腰に回してふたりの距離を縮めた。
「ちょ、何を……!」
さらに赤くなってもがきながら睨みつけてくるジュニアを見つめ、にっこりと微笑む。
「ありがと。すっげぇ嬉しい」
耳元で囁くと、ぴたっとジュニアの抵抗が止んだ。彼の耳までもが熱くなっているのがわかる。
「馬鹿…………」
小さく呟くジュニアの唇を、山陽は幸せな気持ちでもって自身のそれで触れた。
==============================================
山陽がつかめてないんだぜ?ジュニアもつかめてないんだぜ?(ダメじゃん)
らぶらぶばかっぷるなふたりで。山陽おめでとうでした!!
山陽ジュニアいいよ!大好きだよ!
今日はこれを休憩時間とか帰りとかに書いていて、これを上げるって思っていたのに、全部東西にもっていかれたんだ……。まだ心臓ばくばくいっているんだ……。
山陽はきょとんとして、無造作に突き出されたものと、それを持つジュニアを交互に見比べた。
今の季節、まだ花を開かない花の枝。けれど、彼の差し出したものには淡いピンクの花が咲いていた。
「……だめだよ、ジュニア? 桜は折っちゃいけないって昔の人も言ってるぜ?」
「誰がそこらの枝を折ってくるかっ! そもそも、まだ咲いてねぇだろっ」
真顔で言ってみると、山陽の思った通りの反応をジュニアがした。
大人ぶっているようで、こういうところ単純で可愛いんだよなぁ、と山陽は心の中で思って、へらっと笑う。
当然、山陽だってジュニアがどこかにある桜の木から枝を折って来たなんて思っていない。花屋で売っているものだということはわかっていた。ただ、彼を反応が楽しくてからかいたくなるのだ。
「……何笑ってるんだよ」
「別になんでもないよ」
仏頂面で睨んでくるジュニアに笑顔で返すと、彼はさらに顔を顰めた。
「で、これはなに?」
さすがにこれ以上からかって機嫌を損ねるのは得策ではない、と山陽は話題をジュニアの持つ桜へと変える。
「だから、アンタにやる」
「うん。なんで?」
自分にくれるというのはわかった。わからないのは、その理由だ。
首を傾げて問うと、ばっとジュニアの顔が赤くなった。
「だ、だから……っ! アンタ、誕生日だったろ……っ!? 当日なにも出来なかったから……っ」
真っ赤になってしどろもどろと言われた言葉に、山陽は目を丸くしてジュニアを見た。
「いらねぇならいいっ」
やけくそ気味に叫ぶと同時に引かれようとした桜の枝を、ジュニアの腕をつかんで止めた。
「離せよっ」
「やだね」
きっと睨んでくるジュニアの言葉を短く遮る。
「俺に、くれるんじゃないの?」
「いらないんだろっ!?」
「馬鹿だね」
笑顔とともに山陽の言った言葉にジュニアが怒る前に、空いていた方の手を彼の腰に回してふたりの距離を縮めた。
「ちょ、何を……!」
さらに赤くなってもがきながら睨みつけてくるジュニアを見つめ、にっこりと微笑む。
「ありがと。すっげぇ嬉しい」
耳元で囁くと、ぴたっとジュニアの抵抗が止んだ。彼の耳までもが熱くなっているのがわかる。
「馬鹿…………」
小さく呟くジュニアの唇を、山陽は幸せな気持ちでもって自身のそれで触れた。
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山陽がつかめてないんだぜ?ジュニアもつかめてないんだぜ?(ダメじゃん)
らぶらぶばかっぷるなふたりで。山陽おめでとうでした!!
山陽ジュニアいいよ!大好きだよ!
今日はこれを休憩時間とか帰りとかに書いていて、これを上げるって思っていたのに、全部東西にもっていかれたんだ……。まだ心臓ばくばくいっているんだ……。
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